○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第43号と議案第44号の2件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第19「
市民福祉常任委員長報告」を求めます。
市民福祉常任委員長。
◆
市民福祉常任委員長(
佐藤文信) (
市民福祉常任委員長 佐藤 文信君登壇) おはようございます。 それでは、
市民福祉常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託された事件は、条例案5件、予算案17件の計22件であります。 これらの事件について、去る2月16日から18日に審査をした結果、次のとおり決定いたしましたので、
会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 それでは、順を追って報告をいたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第3号、
米代流域衛生センター解体撤去事業基金条例を廃止する条例の制定について」、「議案第5号、北秋田市
消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第6号、北秋田市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業並びに
特定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、以上の3件につきましては、審査の結果、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第9号、北秋田市
消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員から、出動報酬について、今までは活動が4時間を超えた場合及び22時から5時までの間は1,500円追加支給するとあったが、改正案では災害の4時間以上と4時間未満となっている。夜間のことについてどのように考えているのかとの質疑がありました。 当局からは、深夜について、現行は1回当たり2,500円と決まって、深夜になった場合に1,500円上乗せし、4時間を超えた場合にも1,500円を上乗せするということになっています。これを改正案では、4時間未満4,000円、4時間以上8,000円に分けさせていただいた。状況にもよるが、8時間を超えた場合は内規のほうで取扱いを検討したいと思うが、深夜の割増しについては今回は考えていませんとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第10号、北秋田市
消防団員の退職に係る
家族慰労金の支給に関する条例を廃止する条例の制定について」は、審査の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、予算案について報告いたします。 「議案第12号、令和3年度北秋田市
一般会計補正予算(第10号)
≪所管分≫」の主な内容につきましては、健康福祉部関係で、委員から、生活保護費の扶助費について、この補正額が減額となった状況はとの質疑があり、当局からは、この予算については不足しないように予算措置をしているが、毎年余った分は国への返還金として予算措置をしており、その予算も大きかったため、今年は年度末からしっかり予算を残した状態で、不用な分については減額する形となったとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第13号、令和3年度北秋田市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第14号、令和3年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第4号)」、「議案第15号、令和3年度北秋田市
介護保険特別会計補正予算(第4号)」、「議案第16号、令和3年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、「議案第17号、令和3年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第3号)」、「議案第18号、令和3年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)」の以上6件につきましては、審査の結果、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第22号、令和3年度北秋田市
病院事業会計補正予算(第2号)」については、委員から、政策的医療交付金について、今の説明では、国からの財政的な補充とのことであったが、これまでとどのように変更されたのかとの質疑がありました。 当局からは、政策的医療交付金の変更については、10項目のうち、地域療育医療拠点病院の県の補助金に関わる部分が15万円増となった。また、小児医療については1病床当たりの単価が引上げとなった。そして今回の新規追加分として、不採算地区中核病院に対する交付税措置ということで、基準病床に該当する57床に対して、1病床当たり154万9,000円の増額があった。それ以外の救急、結核、感染症、災害備蓄、がん関係については従来どおり変更ございませんとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第23号、令和4年度北秋田市
一般会計予算≪所管分≫」の主な内容につきましては、市民生活部関係では、委員から、市民提案型まちづくり事業補助金について、なかなか活用されていないことから、条件を緩和するなどして柔軟に対応できないかとの質疑がありました。 当局からは、この事業は取りかかり3年間に対して補助するものとなっており、その事業が補助の趣旨に該当すれば補助金の交付は受けられます。ただし、基本的な考え方として、それぞれの所管する部署に補助金等がある場合は、そちらを優先して活用していただくべきだと考えておりますとの答弁がありました。 健康福祉部関係では、補助金の1割減に関して、委員から、北秋田市遺族連合会補助金について、これは2割削減となっている。当局から遺族会に説明はあったかどうか。また、2割削減というのはどういうことであるのかとの質疑がありました。 当局からは、北秋田市遺族連合会補助金は、定額というよりも、会員の世帯数等も考慮して毎年金額が決まっているため、10%のほか、世帯数でも換算して減額となっています。また、遺族会連合会は事務局が社会福祉協議会となっているため、社会福祉協議会の事務担当者のほうに補助金の減額を伝えておりますとの答弁がありました。 また、北秋田市民病院負担金に関して、委員から、基本協定は改定されていないということで、政策的医療の額がこのように大きくなってきていることから、基本協定の変更前であれば、市に入ってくるお金がかなり出てくるということだった。減価償却費は納付金ということだが、そういうものも市のほうには来ないと今後の建設に問題があると感じるが、そのような見通しについては議論されているのかとの質疑がありました。 当局からは、年度協定も含め、基本協定の中では歳入歳出同等でいくという契約になっているので、納付金を納めるとすれば、どうしてもその指定管理料の中から納付金を納めることになる。一番いいのは、病院事業の収益が増加し、指定管理料より収入があれば納付金を納めることが可能である。この納付金という部分は協議をしているが、取扱いについてはまだ検討していないとの答弁がありました。 なお、討論では、反対討論として、所管分においても民生費、社会福祉費の中で一律補助金の10%減が行われることとなっている。各種団体での活動に支障を来さないためにも十分精査すべきであり、今予算には反対するという討論や、反対の理由の一つは、市民病院負担金について、これまでも基本協定の見直しを提起してきたが、なかなか改善されていないため、この負担金が高止まりになっていると心配される。このことから、できるだけ早く基本協定が改正されることを期待したい。 また、補助金の1割減の問題について、遺族会については、遺族会との話合いではなく社協との話合いで2割削減ということであった。団体との関わりから言えば、もっと丁寧に説明をしながら了解を得て進めていくべきだったと思う。以上の点で反対するなどの討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第24号、令和4年度北秋田市
国民健康保険特別会計予算」、「議案第25号、令和4年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計予算」、「議案第26号、令和4年度北秋田市
介護保険特別会計予算」、「議案第27号、令和4年度北秋田市
介護サービス事業特別会計予算」、「議案第28号、令和4年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計予算」、「議案第29号、令和4年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」、「議案第30号、令和4年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」の以上7件につきましては、審査の結果、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第40号、令和4年度北秋田市
病院事業会計予算」につきましては、委員から、
医師確保の今後の見通しはとの質疑がありました。当局からは、令和4年度はこれまでの取組を継続するという方針である。県や関係大学から応援協力が得られているということで、充足率も平成30年から100%を超え、現在も130%を超えているという状況で、だんだん改善してきているため、引き続きそういったところに働きかけながら
医師確保をしていきたい。また、県のドクターバンク等も活用しながら
医師確保を図っていきたいとの答弁がありました。 また、委員から、患者数について、計画では増加の計画ということで、その部分は頑張ってくださるという理解ができるが、患者の圏域外流出が大きい問題となっている。二次医療圏としてどのように経営していくのかという、この点の議論がどのようになされているのかとの質疑がありました。 当局からは、患者数の今年度の見込みに関しては、11月末時点で外来が5%近く、入院は10%近く増となっており、令和元年の水準近くまで回復傾向にあるということで、令和4年度は増と見込みを立てた。患者の流出に関しては、入院の体制を充実させていくとなると、常勤
医師数を増やしながら市民病院で入院を受け入れられる体制を充実させていく取組や、併せて満足度を上げていくということが必要となっている。市民病院のほうでも、患者確保対策ということで毎年取組事項を設定しており、令和3年度は包括ケア病棟を稼働し、入院を増やすための看護体制も充実させたことで稼働率も上がってきているという実績もある。令和4年度については、リハビリスタッフを増員し、リハビリ患者の利用増を図りながら、施設基準も取りながら収入を確保することにも取り組んでおり、サービス向上に向けては、予約制を推進するということによって待ち時間の解消、またWi-Fi環境の整備も計画をしている。
医師数の確保と満足度を上げていくことで、患者の流出対策につなげていければと考えていますとの答弁がありました。 なお、討論では、反対討論として、市民病院への負担金は依然として7億円台となっており、市の財政が厳しい中で、今後厚生連との協議内容を見直し、是正に努めるべき。
医師の充足率も令和4年2月で137.3%と説明があったが、圏外への患者流出を止めるためにも常勤
医師の確保が喫緊の課題である。市民からの要望、苦情などにも迅速に対応し、市民のための病院となるべく理由から反対する。 また、市民病院は第二次医療圏という非常に大きな役割を果たしているが、入院、外来患者数を見ると圏域外流出の患者が多いことから、その役割を果たしにくくなっている状況がある。その原因は、常勤
医師が確保されていないということで、非常勤を入れると非常に高いパーセンテージになるが、これでは救急外来等について、なかなか改善されないような状況にある。そういうことから、常勤
医師の確保を求め、反対するなどの討論がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が
市民福祉常任委員会に付託された事件についての報告であります。よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) これより
市民福祉常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で
市民福祉常任委員長報告を終わります。
○議長(
黒澤芳彦) これより付託されました事件について採決を行います。 最初に、日程第20「議案第3号、
米代流域衛生センター解体撤去事業基金条例を廃止する条例の制定について」、日程第21「議案第5号、北秋田市
消防手数料条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第22「議案第6号、北秋田市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業並びに
特定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第23「議案第9号、北秋田市
消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第24「議案第10号、北秋田市
消防団員の退職に係る
家族慰労金の支給に関する条例を廃止する条例の制定について」の5件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも
全会一致による
原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号、議案第5号、議案第6号、議案第9号、議案第10号の5件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第25「議案第13号、令和3年度北秋田市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第26「議案第14号、令和3年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第4号)」、日程第27「議案第15号、令和3年度北秋田市
介護保険特別会計補正予算(第4号)」、日程第28「議案第16号、令和3年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、日程第29「議案第17号、令和3年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第3号)」、日程第30「議案第18号、令和3年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第3号)」、日程第31「議案第22号、令和3年度北秋田市
病院事業会計補正予算(第2号)」の7件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも
全会一致による
原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号から議案第18号までの6件と議案第22号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第32「議案第24号、令和4年度北秋田市
国民健康保険特別会計予算」、日程第33「議案第25号、令和4年度北秋田市
国民健康保険合川診療所特別会計予算」、日程第34「議案第26号、令和4年度北秋田市
介護保険特別会計予算」、日程第35「議案第27号、令和4年度北秋田市
介護サービス事業特別会計予算」、日程第36「議案第28号、令和4年度北秋田市
後期高齢者医療特別会計予算」、日程第37「議案第29号、令和4年度
北秋田市立阿仁診療所特別会計予算」、日程第38「議案第30号、令和4年度
北秋田市立米内沢診療所特別会計予算」の7件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも
全会一致による
原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第24号から議案30号までの7件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第39「議案第40号、令和4年度北秋田市
病院事業会計予算」を採決いたします。 委員長の報告は、賛成多数により
原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。
委員長報告に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 8番
久留嶋範子議員。
◆8番(
久留嶋範子) (8番
久留嶋範子君登壇) 議案第40号、令和4年度北秋田市
病院事業会計予算に反対討論をいたします。 市民病院への負担金は、新年度も7億1,600万円台であり、依然として7億円台を超えています。市民にとって大切な病院ではありますが、毎年の市の持ち出しは減らすべきです。市では財政が厳しいからの理由で、市の補助金の一部、1割削減を提示いたしました。厳しい財政の中であればこそ、厚生連との協議内容を見直し、負担金の是正に努力すべきです。
医師の充足率は、2022年度137.3%と説明がありましたが、
医師が十分足りているということではありません。許可病床数は総数320床でありますが、1日平均入院患者数177.3人と約半分しか稼働していません。常勤の
医師がいないため、診療ができない科もあります。 このような状況の中で、県外への患者流出が依然続いております。一にも二にも
医師を増やしていくことが喫緊の課題であります。その努力が不足しているため反対いたします。議員各位の賛同を求め、討論を終わります。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、
委員長報告に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。 5番 杉渕 一弘議員。
◆5番(杉渕一弘) (5番 杉渕 一弘君登壇) 議案第40号、令和4年度北秋田市
病院事業会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。 北秋田市民病院は、ご存じのとおり二次医療圏であり、救急医療を含む一般的な入院治療が完結するように運営している病院であります。国では、医療の高度化や
医師の偏在が進んでいることから、病院完結型から地域完結型の医療に体制を移行しようとしております。いわゆる
医師の確保策などを進めております。 昨今の医療機関を取り巻く環境は、様々な要因を抱え、厳しい状況であります。さらに、新型コロナウイルス感染拡大という想定外の出来事が重なり、今後も再拡大の可能性など、いまだ終息へのめどが立たない中、患者の減少や感染患者受入れに伴う病床稼働率の低下など、大きな収益減となる可能性や、院内感染の懸念、感染防止策に伴うコスト増など、医療機関の経営が心配される現状でございます。 そのような状況の中、市民病院は、先ほどおっしゃられたとおり
医師充足率が137.3%であり、また計画としては、年間患者数を入院6万4,715人、外来11万7,388人と、前年よりいずれも1.5%増としております。今後も経営改革のために、市民病院が提供する様々なサービスに対する患者の満足度を向上させるよう、市と指定管理者との官民連携を望み、賛成意見といたします。議員皆様方の賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(
黒澤芳彦) ほかに討論ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。反対討論ですね。
◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 議案第40号、令和4年度北秋田市
病院事業会計予算の反対討論をさせていただきます。 市民病院が開院してから13年目を迎えます。12年間を振り返れば、非常勤
医師は増えていますが、入院患者及び外来患者が増えているわけではありません。12年間常勤
医師不足のまま今日に至り、第二次医療圏の役割は、患者が圏域外へ60%も流出して改善の兆しがありません。また、精神病床40床も病棟が空いたままになっているわけであります。 建設時の約100億円の総事業費、これまでに一般会計からの繰入れはおよそ80億円に上ります。減価償却費相当額の市への納付金もありません。この多額の予算を歳出したのに見合った効果あるものにするためには、常勤
医師の大幅増員により第二次医療圏の役割を果たすための大胆な改革が必要であることを訴えたいと思います。 以上の立場から反対討論とさせていただきます。皆さんのご賛同、よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) ほかに討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は起立採決といたします。 委員長の報告は、賛成多数による
原案可決であります。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
黒澤芳彦) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第40号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第40「
産業建設常任委員長報告」を求めます。 産業建設
常任委員長。
◆産業建設
常任委員長(堀部壽) (産業建設
常任委員長 堀部 壽君登壇) おはようございます。
産業建設常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案2件、予算案4件であります。 これらの事件について、去る2月16日、17日に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、
会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 初めに、条例案についてご報告いたします。 「議案第7号、北秋田市
打当温泉マタギの湯条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第8号、北秋田市
農業者健康管理施設条例の一部を改正する条例の制定について」の2件については、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、予算案についてご報告いたします。 初めに、「議案第12号、令和3年度北秋田市
一般会計補正予算(第10号)
≪所管分≫」について報告いたします。 産業部農林課関連では、皆伐再造林委託の減額補正について、委員から、4,200万円もの委託が施業できず、減額との説明であったが、もう少し詳しい説明をとの質疑があり、当局からは、皆伐再造林を施業する前段階として測量調査が必要だが、その委託業務が入札不調となり、その後、測量調査は完了することができたが、皆伐再造林を実施するには時間がないため減額することになった。今年度の測量調査をもとに、来年度改めて発注するとの答弁がありました。 産業部商工観光課関連では、債務負担行為の廃止について、委員から、森吉山荘の指定管理料の廃止は、指定管理者の応募がなかったことを理由としているが、どのくらい指定管理者を見つける努力をされたのかとの質疑があり、当局からは、公募であるので自分たちから見つけに行くことはできないが、以前に指定管理をしていた方から聞き取りを行い、指定管理の期間や管理料の見直しを図ったほか、お湯に関する調査も実施したとの答弁がありました。 また、道の駅たかのすの基本設計業務委託の減額について、委員から、基本設計の発注をやめた理由を詳しく聞きたいとの質疑があり、当局からは、既存施設で運営されている事業者や整備検討委員から聞き取りや意見を伺った中でいろいろなことが見つかり、整理するための時間が必要になったとの答弁がありました。 また、ほかの委員からは、基本設計が来年度に先延ばしになったわけだが、オープンは当初の予定どおりか、それとも1年延びるのかとの質疑があり、当局からは、時間をかけてもよいものを造りたいと考えているので、オープンはずれ込むことになるとの答弁がありました。答弁に対し、委員からは、今の段階でのオープンの想定時期はとの質疑があり、当局からは、基本計画では令和6年度を超えるものとなっており、これ以上はお話しできる段階にないとの答弁がありました。 以上のような審査をした結果、意見の一致を見ることができず、討論では、反対の立場として、債務負担行為の廃止で森吉山荘の指定管理料を削除しているが、湯の量が減ったり配管が老朽化したり、そうした状況のまま指定管理を募集しても応募がないのは当然であり、修理すべきところは修理をしてから募集をかける、そういった努力が全く足りないまま、応募者がいないからやめるというやり方は非常にお粗末だと思っている。これは、結果的に新年度以降も廃止に進めていくということにつながっている予算なので、森吉山荘を継続してやってもらいたいという立場から、この債務負担を含む予算には反対するとの討論がありました。 採決の結果、賛成少数により否決すべきものと決しました。 続いて、「議案第23号、令和4年度北秋田市
一般会計予算≪所管分≫」について報告いたします。 産業部農林課関連では、森林環境譲与税について、委員から、森林環境譲与税の使途についてどのように考えているかとの質疑があり、当局からは、森林経営管理制度に基づいた意向調査委託を主とし、その調査を踏まえた森林管理委託のほか、国立市との友好連携事業や地元の材を使った子供たちの木育事業、また、わんぱぁくの建設にも繰り出しをする予定であるとの答弁がありました。 また、ほかの委員からは、毎年基金に積み上げられているが、残高は幾らになっているかとの質疑があり、当局からは、令和2年度末分の残高で6,364万円、令和3年度末が見込みで1億2,628万円、令和4年度末の見込みが1億3,657万円になっているとの答弁がありました。 産業部商工観光課関連では、森吉山荘の関連予算について、委員からは、不動産鑑定委託が予算計上されているが、鑑定する理由はとの質疑があり、当局からは、民間に譲渡する場合の参考にするため、建物と土地を鑑定するものとの答弁がありました。答弁に対し、委員からは、修理に多額な費用がかかる老朽化した建物を鑑定しても何の意味もないと思う。鑑定するのであれば、給湯も全て使える状態にしてから鑑定すべきとの意見がありました。 また、ほかの委員からは、借地部分の面積は敷地全体の何割か。また、土地の借り上げ料は年間で幾ら支払っているかとの質疑があり、当局からは、該当者は3人で、年間約115万円を支払っている。面積割合については100%借地となっているとの答弁がありました。 また、建設部建設課関連では、除雪車等の備品購入の関連予算について、委員から、新たに購入される除雪車は更新か、それとも買い増しかとの質疑があり、当局からは、買い増しの予定であるとの答弁がありました。答弁に対し、委員からは、買い増しとなれば、その分のオペレーターの確保や経費も必要になると思うがとの質疑があり、当局からは、今年のような大雪になるとどうしても故障が多くなり、代わりの重機を用意するのが非常に困難であることから、基本的には実働する台数は変えず、予備として持っておくこととしているとの答弁がありました。 以上のような審査をした結果、意見の一致を見ることができず、討論では、反対の立場として、森吉山荘に関して休止する予算になっているので、それは認められないとの討論がありました。 採決の結果、可否同数となり、委員長の裁決により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「議案第41号、令和4年度北秋田市
水道事業会計予算」、「議案第42号、令和4年度北秋田市
下水道事業会計予算」の2件については、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が
産業建設常任委員会に付託されました6事件についての報告であります。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
黒澤芳彦) これより
産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合、議案番号を特定されるようお願いいたします。 質疑ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上をもって
産業建設常任委員長報告を終わります。
○議長(
黒澤芳彦) これより付託されました事件について採決を行います。 日程第41「議案第7号、北秋田市
打当温泉マタギの湯条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第42「議案第8号、北秋田市
農業者健康管理施設条例の一部を改正する条例の制定について」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも
全会一致による
原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号と議案第8号の2件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第43「議案第41号、令和4年度北秋田市
水道事業会計予算」、日程第44「議案第42号、令和4年度北秋田市
下水道事業会計予算」の2件を一括して採決いたします。 委員長の報告はいずれも
全会一致による
原案可決であります。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号と議案第42号の2件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第45「議案第12号、令和3年度北秋田市
一般会計補正予算(第10号)」を採決いたします。
総務文教常任委員長、
市民福祉常任委員長の報告はいずれも
全会一致による
原案可決、産業建設
常任委員長の報告は賛成少数で原案否決であります。 これより本件に対する討論を行います。 討論は、原案に対し反対の討論から行います。 討論ございませんか。 14番 板垣 淳議員。
◆14番(板垣淳) (14番 板垣 淳君登壇) 反対の討論をします。 昨年6月議会で森吉山荘指定管理料の債務負担を議決しました。分かりやすく言うと、市は議会に、2022年度と2023年度は森吉山荘を指定管理制度で営業したいので、それに必要な予算を認めてくださいとお願いをし、議会は分かりました、そのようにしてくださいとゴーサインを出したということです。 市は、議会と市民に向かって、少なくとも今後2年間はやるという意思表示をしたことになります。したがって、市にはこれを履行する責任があります。最大限の努力をして、それでもどうしても履行できなかった場合にだけ、議決していただきましたが指定管理者を決めることができず申し訳ありませんとわびた上で、削除を提案することが許されるのです。厳しく聞こえるかもしれませんが、これが市長と議会の関係です。 では、今回どのくらい努力をしたか。温泉の湯量が減少したまま指定管理者を募集しました。湯の量が少なく満足に営業できない施設ですが、やりたい人はいませんかと募集しても、手を挙げる人がいないのは当たり前です。運営させるには湯量の回復は絶対条件でした。その努力を十分にしないで、2年続けて応募がなかったと、あたかも応募しなかった側のせいみたいな言い方をするのはフェアではありません。応募しなかった側の問題ではなく、市のやる気の問題なのです。 このような姿勢で森吉山荘を休止することは認められません。指定管理制度で運営を継続するべきとの立場から、債務負担行為を廃止したこの補正予算案に反対するものです。 もう一言、付け加えます。 このところ、議会に議決させながら、その後撤回するという事例が続いています。
ハローキティは実施計画であと3年続けるとうたいながら1年でやめました。外出支援サービスは、値上げしないと事業が継続できなくなると言ったのに、2年続けて値上げを凍結、それでも事業はできています。議員の皆さん、決めるときも賛成、やめるときも賛成、何でも追認の機関でいいのでしょうか。おかしいことはおかしいと、時にははっきり言いましょう。そういう議会になることを訴えて、討論といたします。ご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、原案に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。 3番 小笠原 寿議員。
◆3番(小笠原寿) (3番 小笠原 寿君登壇) 議案第12号、令和3年度北秋田市
一般会計補正予算(第10号)に対し、原案に賛成の立場から討論いたします。 この
一般会計補正予算(第10号)には、現在新型コロナウイルス感染症が急拡大し減少の兆しが見えない中で、学校内での感染やクラスターが発生しやすいことから、小中学校の教育費の学校管理費に新型コロナウイルス感染症予防対策として、消耗品費や備品費などが計上されています。 また、歳入には、昨年の11月25日に
全会一致で可決された令和3年度
一般会計補正予算(第6号)の中にある北秋田市暖房費等助成事業に財源充当される県からの補助金、灯油購入費緊急助成事業補助金が計上されています。さらには、県の補助金を財源とした畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業費補助金が計上されています。
産業建設常任委員会において、債務負担行為補正の北秋田市森吉山荘指定管理料の廃止についてを反対理由として討論され、否決されたとのことですが、この補正予算は、さきに述べたように新型コロナウイルス感染症対策、生活支援緊急助成、畜産振興費など、歳入歳出には重要な事項が盛り込まれています。 よって、停滞感なく速やかに予算を承認しなければならないと思います。 以上、賛成の立場からの討論とさせていただきます。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、原案に反対の討論を行います。 討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 賛成の討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は起立採決といたします。 各委員長の報告は、
全会一致による
原案可決及び賛成少数による原案否決であります。 よって、原案について採決いたします。 お諮りいたします。 原案に賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
黒澤芳彦) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第12号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第46「議案第23号、令和4年度北秋田市
一般会計予算」を採決いたします。
総務文教常任委員長、
市民福祉常任委員長の報告は、いずれも賛成多数による
原案可決、産業建設
常任委員長の報告は、可否同数での委員長採決による
原案可決であります。 これより、本件に対する討論を行います。 討論は、
委員長報告に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 14番 板垣 淳議員。
◆14番(板垣淳) (14番 板垣 淳君登壇) 反対討論をします。 森吉山荘を休止するための予算が計上されており、まずこれに反対します。理由はたくさんありますが、端的に5点に絞って述べます。 1、市長は施政方針で、森吉山を中心とした滞留型観光を推進しますと宣言し、予算では逆に森吉山荘休止を提案しました。世間ではこれを言うこととやることが違うと言います。市政をチェックし、矛盾をただすのが議会の使命ですので、議員各位には、その立場で賢明な判断をお願いしたいと思います。 2、奥森吉の観光でよくあるパターンは、1日目、太平湖・小又峡を散策し、夜、森吉山荘に泊まって、翌日、森吉山登山をするなどといったものです。宿泊客は年に4,500人もいて、まさに奥森吉観光の拠点です。これをなくすのは大きな損失です。前田地区にも、北秋田市全体の活力にも悪影響を与えます。地域を駄目にすることに議員が加担してはならないと思います。 3、営業を続けるには、湯量の回復と、老朽化した配管の取替えが必要で、市は多額がかかるとし、その額は約1億円と答えました。これは、この間行った打当温泉の改修とクウィンス森吉の配管修繕、そして両施設の指定管理料を合わせた額とほぼ同じで、道の駅たかのすの14分の1です。どうして森吉山荘にはお金をかけないのでしょうか。 4、やめるにしても、表明が突然過ぎます。ずっと、やる、やると言ってきて、この年度末になってから突然やめるというやり方によって、あちこちに支障が出ています。
産業建設常任委員会では、今、発電所を建設中で、その工事関係者で毎日満室であることが報告されました。この工事は4月以降も続きます。我々がこの予算を可決すれば、受け入れた宿泊をお断りしなければなりません。 さらに問題なのは、我々がこの予算を可決すれば従業員が首になるということです。議員の皆さん、それでいいのでしょうか。 5、住民に知らせていなかったことも問題です。最近になって知った前田地区の団体が、市長に存続を願う要望書を提出したことが報道されていました。住民の代表である我々が、住民の願いを踏みにじることがあってはなりません。 次に、今回の予算案の特徴である補助金カットと、道の駅たかのすの改修について述べます。 補助金カットは、厳しい市財政を考えればあり得ることです。ただ、問題はその進め方。団体の長が市からカットすると言われ、渋々了承して、後日、その団体の役員会で報告すると大ブーイングに遭ったというのが幾つもの団体で起きており、その不満が我々議員のところにも来ています。時間をかけて説明し、納得してもらう努力が足りなかったと言わざるを得ません。 カットの総額は、計算しましたら約1,000万円です。これは新年度予算の0.1%にも満たない僅か0.04%で、140年間ためればようやく道の駅改修費になるという、その程度の額です。一般質問でも言いましたが、道の駅ふたついはあのとおり大きな建物で、全面新築、年100万人が利用し、建設費は12億円。たかのすは、それに比べれば小さく、一部の改築、新築にとどまり、利用客は30万人。なのに2億円も高い。議員の皆さん、こんなおかしなことを黙って通していいのでしょうか。 私は、この改修事業を全部駄目と言っているのではありません。大太鼓の館など、老朽化したところは当然改修しなくてはなりません。ですが、なぜ民間施設の建替えにまで行政が手を差し伸べなければならないのでしょうか。これによって、また借金増と市財政悪化を招きます。よって、これを認めるべきではありません。 終わりに、今回の予算の特徴は、1つ、森吉山荘休止で地域の活力を奪い、2つ、補助金カットで市民の不満を受け、3つ、道の駅に14億円で借金を増やし、市財政を悪化させるものです。これは認められません。議員各位のご賛同をお願いして、討論を終わります。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、
委員長報告に賛成の討論を行います。 討論ございませんか。 4番 虻川 敬議員。
◆4番(虻川敬) (4番 虻川 敬君登壇) 議案第23号、令和4年度
一般会計予算につきまして、賛成の立場から討論を行います。 令和4年度の
一般会計予算は、昨年4月の市長選後、初めての当初
予算編成であります。基本的に市長が選挙公約として掲げてきた「コロナ禍に負けず いつまでも住み続けたい 北秋田市を目指す」、「産業振興による 仕事づくり・稼ぐ地域づくり」、「新たな人の流れをつくる移住・定住策の強化」、「少子化対策・子育て支援の充実」、「安全・安心な地域コミュニティの推進・確立」、「災害に強いまちづくり」、「高齢者も元気なまちづくり」、「SDGsに基づく「地方創生」の推進」、「行財政改革の推進」、以上9つの重点事項に沿った所要予算が計上されておりました。 また、昨年度から始まった第2次北秋田市総合計画後期基本計画や、第2期北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略を具体化して、将来都市像である「住民が主役のもりのまち」の充実を目指す予算となっておりました。 先ほど、反対討論で森吉山荘を廃止するための予算計上という説明がありました。先日の新聞報道で、前田地区活性化推進協議会様から市長へ提出された森吉山荘の営業継続を求める要望書に対しての市長からの回答では、運営の在り方を今後検討させていただきたいとされており、後日に正式な回答をするという報道がありました。いずれ民間に売却するにせよ、譲渡するにせよ、森吉山荘に対する不動産鑑定委託71万5,000円は、廃止するための予算と判断するべきではなく、今後の森吉山荘の運営判断の指標にすべく重要な予算と捉えるべきであると考えます。 したがいまして、議案第23号、令和4年度北秋田市
一般会計予算に対しては賛成すべきという立場からの討論といたします。皆様のご賛同を得られますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、
委員長報告に反対の討論ございませんか。 7番 福岡 由巳議員。
◆7番(福岡由巳) (7番 福岡 由巳君登壇) 議案第23号、令和4年度北秋田市
一般会計予算の反対討論をさせていただきます。 令和4年度
一般会計予算には、補助金や委託料などの一律1割削減があります。各団体は、削減のことを予算案を提案されてから連絡されているなど、全体的には、なぜ一律1割削減かの理由を説明されないなど、各団体への理解を得る努力が不十分であったことは否めません。たかが2万円、5万円と考え、削減したのであれば、考えを改めるべきであります。各団体は少ない予算の中でやりくりしながら頑張っているわけであります。 社会教育活動の充実、あるいは地域のイベント行事の継続発展を支援するのは、行政の役割も大きいと思うわけであります。機械的な1割削減はあってはならないことであり、仮に実施するならば、市民への十分な説明を行うべきであると考えます。「住民が主役のもりのまち」を目指しているわけでありますけれども、この予算の中では、若干ながらこういうふうな姿が見えない状態になっているわけであります。 また、今回の一律1割削減に反して、会計予算の中で見えてくることは、
予算編成の中で高止まりになっている市民病院負担金の問題であります。現在の基本協定を継続するならば、負担金はこのままの状態が続き、市の財政状況が一層厳しくなり、負担感はさらに増すものと危惧するところであります。 今回の負担金を基本協定の変更前の方式で計算をしていきますと、1つ、指定管理料は政策医療交付金となっているわけであります。予算案の中を見ますと2億949万7,000円であります。また、市への納付金は、減価償却費相当額プラス利子掛ける2分の1、利子は計算しておりませんけれども、減価償却費相当額は3億631万3,000円となります。これらを差引きしていきますと、少なくとも9,681万6,000円が歳入となるわけであります。この納付金は、当面免除として今回の予算で13年目になります。
○議長(
黒澤芳彦) 福岡議員、申し上げますが、今は一般会計であるので……
◆7番(福岡由巳) 一般会計の負担金のところで申し上げているわけであります。
○議長(
黒澤芳彦) 分かりました。続けてください。
◆7番(福岡由巳) この納付金は、当面免除として13年目になります。このことにより、予算は1億円近い歳入となるはずでありますけれども、7億円も歳出することになっているわけであります。 よって、市の財政を考えれば早急に改善すべきであり、常勤
医師を大幅増員して、市の財政を軽減するよう強く求めるものであります。 観光面では、森吉山を中心とした滞留型観光の推進と施政方針に掲げつつ、森吉山荘の休館の計画については、具体的な数字を示さないまま提案していることについては整合性がありません。 以上のことから、反対討論とさせていただきます。皆さんのご賛同、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
黒澤芳彦) ほかに討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決の方法は起立採決といたします。 各委員長の報告は、賛成多数による
原案可決及び委員長裁決による
原案可決であります。 お諮りいたします。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
黒澤芳彦) ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第23号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第47「議案第45号、令和3年度北秋田市
一般会計補正予算(第11号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。
◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤 進君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 議案第45号、令和3年度北秋田市
一般会計補正予算(第11号)。 令和3年度北秋田市
一般会計補正予算(第11号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億702万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ278億1,630万4,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和4年2月25日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、内容をご説明申し上げますので、7ページをお願いいたします。 最初に、歳出よりご説明申し上げます。 2款1項1目総務費の一般管理費、4節の共済費に10万4,000円を計上いたしておりますが、これにつきましては、この後ご説明申し上げます3款2項4目及び10款4項7目に保育士や放課後児童クラブ支援員等の処遇改善に要する予算を計上しておりますが、それに係る社会保険料を計上するものでございます。 次に、2款1項19目緊急経済支援事業費に新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う飲食・宿泊事業者に対する緊急支援に要する経費といたしまして、3,864万9,000円を計上いたしております。 これにつきましては、説明資料を添付いたしておりますので、そちらの1ページをお開き願います。 感染症再拡大に伴う飲食・宿泊事業者緊急支援事業でございますが、(1)の事業概要といたしましては、新型コロナウイルス感染再拡大により、特に大きな影響を受けている飲食サービス業及び宿泊業の事業者に対し、事業継続と雇用の確保を目的に支援するものでございます。 ①の対象者といたしましては、1)北秋田市に本社・本店を有する中小企業、または本市の住民基本台帳に記載されている個人事業主で、市内において飲食店もしくは宿泊施設を営むもののうち、次の2)及び3)のいずれかを満たすこととしております。 2)といたしまして、飲食サービス業を営み、喫茶店営業許可を含む食品衛生法第55条による飲食店営業許可を受けているか、3)の旅館業法の経営の許可を受けていることのいずれかを満たす必要がございます。 また、4)令和3年12月から令和4年2月の期間における1月の売上高が、前年度または前々年度のどちらかの期間の同月に比して20%以上減少していること。 5)補助金申請後1年以上事業を継続する見込みであること。 6)市税等に滞納がないことなどが対象者の要件となるものでございます。 ②の基準日といたしましては、令和4年3月1日といたしております。 ③補助金額でございますが、飲食サービス業では、基準日現在で常用雇用者を5人以上雇用している事業者は40万円、それ以外の事業者は20万円。 宿泊業では、基準日現在で常用雇用者を5名以上雇用している事業者は50万円、それ以外の事業者は30万円となるもので、申請期間につきましては、④のとおり令和4年3月1日から令和4年3月25日までといたしております。 (2)の事業費ですが、補助金といたしましては、飲食サービス業が3,200万円、宿泊業が620万円の計3,820万円を計上しており、それに②の事務費44万9,000円を加えました事業費総額で3,864万円9,000円となるものでございます。 なお、周知の方法といたしましては、昨年度実施の事業継続支援の際に申請のあった事業者等に対しましては郵送により、そのほか市のホームページの活用や商工会を通じての周知を予定するものでございます。 それでは、予算書の7ページにお戻りください。 中段となります。2款4項6目
北秋田市議会議員選挙費の12節にポスター掲示場設置委託として271万1,000円を計上いたしております。当該委託に要する予算につきましては、当初にて措置してございますが、この冬の大雪により、ポスター掲示板設置場所の除排雪作業経費等が大幅にかかり増しとなることから、追加のお願いをするものでございます。 次に、3款1項2目老人福祉費には、福祉の雪事業に要する経費といたしまして1,075万円を計上いたしております。こちらも資料を添付しておりますので、資料の2ページをお開き願います。 北秋田市冬期生活確保及び雪下ろし等事業、通称、北秋田市福祉の雪事業でございますが、(1)の事業概要といたしましては、北秋田市在住の高齢者や障害者等に対し、冬期間の在宅生活のための除排雪と雪下ろし等の援助を行う当事業について、今冬は降雪及び積雪量が多く、雪下ろし及び除排雪回数が増加していることから、扶助上限額を今年度に限り4万円から6万円に引き上げるというものでございます。 ①の対象者といたしましては、こちらは従来と変更はございませんが、自力で除排雪ができず、かつ近隣者等の支援を得ることができない非課税世帯で、1)から4)に記載の方となるものでございます。 ②の適用期間でございますが、令和3年12月1日から令和4年3月31日までとしておりますが、今年度は、上限額を超えた場合は遡及適用も認めるものといたしております。 ③扶助上限額は、1世帯につき6万円となりますが、これは除排雪経費の10分の8となることから、作業の費用といたしましては、従来の5万円から7万5,000円に引き上げるものでございます。 (2)の事業費でございますが、委託料といたしましては、北秋田市社会福祉協議会に扶助費の7.5%で事務委託をしておりますので、今回の扶助費補正額の1,000万円に7.5%を乗じました75万円を、②の扶助費といたしましては、これまでの実施状況等を勘案し、1,000万円を計上するものでございます。 なお、参考として、下段のほうに当初予算措置額と今回の補正累計額を記載しております。 再び予算書の7ページをお願いいたします。 3款2項の児童福祉費ですが、2目の児童措置費に287万1,000円、4目児童福祉施設費に46万8,000円を計上しておりますが、いずれも国の令和3年度補正予算による保育士等の処遇改善事業に要する経費として計上するもので、2目18節の保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業補助金につきましては、私立補助金7園に対する処遇改善費用として、4目の1節報酬、2節給料につきましては、市立保育園4園に勤務する保育士等会計年度任用職員に対する処遇改善費用として補正するものでございます。 こちらも資料を添付してございますが、歳出10款教育費の児童育成費も同様の処遇改善事業に要する予算を計上しておりますので、資料による説明は、後ほど10款の説明と併せて行わせていただきたいと思います。 続きまして、1ページめくっていただきまして8ページをお願いいたします。 上段、8款2項2目道路維持費ですが、補正額1億4,999万3,000円を計上しておりますが、全て除雪事業に要する経費となっております。この除雪事業につきましては、12月中旬以降の豪雪により除雪出動が直営及び業者委託ともにかなりの回数が増えており、同時に排雪業務につきましても大幅な回数増となっていることから、今年度末までの除排雪経費に不足が生じることから補正をお願いするものでございます。 なお、3節の時間外勤務手当につきましては、除排雪に従事しております会計年度任用職員分を計上するものでございます。 次に、下段の10款4項7目社会教育費の児童育成費に109万円を計上しております。こちらは資料の3ページでご説明申し上げますので、資料のほうをお願いいたします。 資料の3ページでございますが、先ほどの3款2項2目及び3款2項4目、今回の10款4項7目、いずれも処遇改善に関する事業となりますので、一括でご説明させていただきます。 (1)の事業の概要でございますが、令和3年11月19日閣議決定されましたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策において、新型コロナウイルス感染症への対応と少子高齢化への対応が重なる最前線で働く保育士・幼稚園教諭等及び放課後児童支援員等の処遇を改善するため、令和4年2月から賃金改善を行う事業者への必要な費用を補助するとともに、当該会計年度任用職員の賃金の引上げを行うというものでございます。 ①の対象者といたしましては、保育所や放課後児童クラブ等に勤務する職員となるものでございます。 ②の処遇の改善額といたしましては、1人当たり月額9,000円相当となるものでございます。 なお、括弧の中に、この賃金改善に伴い増加する社会保険料の事業主負担分は別途となっておりますが、これは処遇改善月額9,000円相当とは別に措置されるというものでございます。 (2)の事業費でございますが、いずれも今年2月から3月までの2か月分の処遇改善に要する経費となりますが、①3款2項2目には、補助金といたしまして私立7園分の287万1,000円を、②の3款2項4目には、市立4園に勤務する会計年度任用職員分として、報酬にはパートタイム職員22名分の39万6,000円を、給料にはフルタイム職員4名分の7万2,000円、合わせまして46万8,000円を計上するものでございます。 次に、③の10款4項7目ですが、会計年度任用職員報酬として49万8,000円、児童クラブ運営委託として59万2,000円、合わせまして109万円を計上しておりますが、報酬につきましては、市直営の合川、森吉、阿仁の5小学校の放課後児童クラブに勤務する支援員24名、補助員10名の計34名分を、委託料につきましては、鷹巣地区4小学校の児童クラブに勤務する支援員20名、補助員13名の計33名分の処遇改善費用として計上するものでございます。 ④の2款1項1目一般管理費には、3款、10款に計上しております事業費の会計年度任用職員分の社会保険料として10万4,000円を計上しているものでございます。 なお、この処遇改善に要する予算につきましては、全額国費により措置されるものでございます。 引き続き、歳入をご説明申し上げますので、予算書の6ページをお願いいたします。 最初に、特定財源よりご説明申し上げます。 中段の15款2項2目民生費国庫補助金の2節保育士等処遇改善臨時特例交付金の337万3,000円につきましては、歳出の3款2項2目、同じく3款2項4目の保育士等の処遇改善に要する経費とその社会保険料3万4,000円の合計額を、また同じく7目の教育費国庫補助金の2節保育士等処遇改善臨時特例交付金116万円につきましては、歳出10款4項7目の放課後児童クラブ勤務の支援員等会計年度任用職員の処遇改善に要する経費と、その社会保険料の合計額を計上するものでございます。 次に、一般財源でございます。 上段の11款1項1目地方交付税2億249万1,000円につきましては、今回の補正予算の調整財源として計上するもので、普通交付税が2億円、特別交付税が249万1,000円となっております。 なお、普通交付税につきましては、今年度の交付決定額と予算計上額の差額分全てを計上するものでございます。 以上が
一般会計補正予算(第11号)の説明となります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
黒澤芳彦) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第45号は、
会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、議案第45号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑を行います。 質疑ございませんか。 6番 佐藤 光子議員。
◆6番(佐藤光子) 説明資料を見ながら、ちょっと質問させていただきたいんですが、まず初めに2款1項19目の経済対策についてなんですが、ここから1点だけ、振込になるのか、その辺は分からないんですが、その申請期間が1か月取られているので、その中で申請がある都度お金が振り込まれるのか、それとも全部締切りが終わった後に、4月以降に振り込まれるのかをお聞きしたいのと、次の3款1項2目の雪下ろし事業なんですが、雪下ろしというか福祉の雪事業についてなんですが、対象者の3)の「配偶者のない者、又は」の後の文章がいまいち理解できなかったので、どういうことなのかお聞かせいただきたいです。 あと、次のページの保育士等に対する事業なんですが、この対象者、保育所や放課後児童クラブに勤務する職員というのは全て該当するのかということを聞かせていただきたいんですが、例えば事務をやっている方だったり、運転手や調理等々、また保育補助をしている方等もいると思うので、そういった方も該当になるのかお聞かせください。
○議長(
黒澤芳彦) 3点について答弁、当局お願いします。 市長。
◎市長(津谷永光) 2款1項19目に関しましては、
産業部政策監のほうから答弁させます。 それと、3款1項2目につきまして、福祉の雪下ろし事業ですが、これは
高齢福祉課長のほうから答弁させます。 それから、放課後児童支援員と幼稚園・保育士支援等処遇改善臨時特例事業等に関しましては、
福祉課長のほうから答弁させます。
○議長(
黒澤芳彦) 最初に、
産業部政策監。
◎
産業部政策監(金澤誠) まず、事項別明細書の7ページを見ていただきたいと思いますけれども、2款1項19目の12の委託料に緊急支援事業事務委託42万円がございますが、今回の申請に当たっては、北秋田市商工会のほうにもお手伝いいただきたいと思ってございます。商工会のほうである程度まとまった段階で、申請書のほうを市役所のほうに届けていただくことになるかと思います。もちろん、市役所の窓口でもお受けいたしますけれども、その取りまとめが来た段階で、その都度支払いの手続に入りたいと考えております。 以上です。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、
高齢福祉課長。
◎
高齢福祉課長(鈴木雅昭) 福祉の雪事業の対象者の3)の部分でございますけれども、前提が自力で除排雪できず近隣者等の支援を得ることができない非課税世帯となってございまして、その中で、こちらの記載、ちょっと分かりづらいんですけれども、そのほかにひとり親の方で義務教育終了前の児童等の世帯構成の方々に対しても該当しているという内容でございます。 以上です。
○議長(
黒澤芳彦) 続いて、
福祉課長。
◎
福祉課長(小笠原隆) 対象者の件でございますけれども、保育士や幼稚園教諭、保育教諭だけではなく、調理師、栄養士、事務職員、保育補助、全ての職員を対象としてございます。 なお、法人役員を兼務する施設長だけは除外させていただいております。 以上です。
○議長(
黒澤芳彦) ほかにございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 質疑がないということですので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行いますが、討論ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第45号について採決を行います。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたしました。 お諮りいたします。 本件を原案のとおりとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、議案第45号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 これをもって、昼食のため1時5分まで休憩いたします。 (休憩) (12時06分)
○議長(
黒澤芳彦) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 (再開) (13時05分)
○議長(
黒澤芳彦) 日程第48「同意第1号、北秋田市
教育委員会委員の任命について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) それでは、ご説明申し上げます。 同意第1号、北秋田市
教育委員会委員の任命について。 北秋田市
教育委員会委員に下記の者を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市浦田字浦田77番地、藤本 基子、54歳。 令和4年2月25日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由です。 北秋田市
教育委員会委員について、1名の任期が令和4年5月13日をもって満了となることから、任命について提案するものである。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、同意第1号は同意することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第49「同意第2号、北秋田市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 同意第2号、北秋田市
固定資産評価審査委員会委員の選任について。 北秋田市
固定資産評価審査委員会委員に下記の者を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市米内沢字寺ノ下6番地16、赤石 利法、71歳。 北秋田市阿仁戸鳥内字家ノ前21番地、柴田 明弘、65歳。 令和4年2月25日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由です。 北秋田市
固定資産評価審査委員会委員について、2名の任期が令和4年5月15日をもって満了となることから、選任について提案するものであります。 よろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) 本件も人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、同意第2号は同意することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第50「同意第3号、
人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) 同意第3号、
人権擁護委員候補者の推薦について。
人権擁護委員候補者に下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市三里字屋布岱91番地、福岡 史恵、71歳。 北秋田市七日市字根木屋敷岱128番地、佐藤 ムツ子、69歳。 北秋田市材木町2番1号、佐藤 洋子、63歳。 令和4年2月25日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由です。 人権擁護委員について、3名の任期が令和4年6月30日をもって任期満了となることから、秋田地方法務局の候補者推薦依頼を受け、その推薦について提案するものであります。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(
黒澤芳彦) お諮りいたします。 本件も人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、直ちに採決を行います。 採決の方法は
簡易採決としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、採決の方法は
簡易採決と決定いたします。 それでは、採決いたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認め、同意第3号は同意することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第51「
総務文教常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告」、日程第52「
市民福祉常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告」、日程第53「
産業建設常任委員会の閉会中の
所管事務調査報告」につきましては、お手元に配付しておりますので朗読を省略いたします。
○議長(
黒澤芳彦) 次に、日程第54「発議案第1号、
議会運営委員会の
所管事務調査について」を採決いたします。 なお、本件につきましては、議案に記載の内容となっておりますので、ご確認願います。 それでは、採決いたします。 本件は原案のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声)
○議長(
黒澤芳彦) ご異議なしと認めます。 よって、発議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 同時に、本定例会に付議されました事件は全て終了いたしました。
○議長(
黒澤芳彦) ここで、ちょっと私も最後になりますので、挨拶させていただきます。 本定例会は、去る2月9日から本日までの17日間でしたが、この間、議員各位並びに市長をはじめ当局職員の皆様のご協力に敬意と感謝を申し上げます。 当局におかれましては、審議の過程で出されました議会の意見を十分に尊重され、新年度におきましても、今以上に効率的な行財政運営に当たられますよう切望いたします。 また、この春退職を迎えます職員の皆様におかれましては、旧町職員時代から合併後の北秋田市職員として大変難儀されたことと思います。長い間、お疲れさまでございました。退職後におかれましても、市民の立場から北秋田市発展のためご支援いただけるようお願い申し上げます。 さて、本議会は
北秋田市議会の任期満了の最後の定例会であります。この際、最後の定例会を迎えるに当たり、議長として一言ご挨拶を申し上げたいと思います。 平成30年4月17日の開催の初議会におきまして議長に就任以来、皆様のご協力をいただきながら、一生懸命職務を遂行してまいりました。 私どもは来る3月31日をもって任期満了し、私も同日をもって市議会議員を卒業しますが、今回の市議会選に際し、再度立候補されます議員各位におかれましては、よりご自愛なされまして、3月27日の選挙におきましては当選の栄誉を得られますよう、ご奮闘をお祈り申し上げます。 これまでご支援いただいた同僚議員の皆様、当局職員の皆様、市民の皆様には、心からお礼と感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。
○議長(
黒澤芳彦) これをもちまして、令和4年
北秋田市議会3月定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでございました。 (閉会) (13時15分)右会議の次第内容は、正確であることを証するために、ここに署名する。 令和4年2月25日
北秋田市議会 議長
黒澤芳彦 署名議員 9番
武田浩人 10番
佐藤文信 13番 長崎克彦...